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Category: 性感染症治療薬・抗生物質にまつわるハナシを集めました

耐性菌・耐性ウイルス発生のリスクについて教えてください

抗生物質が効かなくなる 薬剤耐性を獲得した微生物は、細菌ならば「薬剤耐性菌」と呼び、ウイルスならば「薬剤耐性ウイルス」と言います。 細菌やウイルスは、増殖する過程で遺伝子に変異が起こります。ウイルスは遺伝情報の伝達にRNAもしくはDNAのどちらかのみ使います。DNAウイルスなら複製エラーが生じた場合は修復する機能がありますが、RNAウイルスは修復機能がないので、遺伝子変異が起こりやすいです。そうして細菌やウイルスは人間の何千倍というスピードで増殖し、世代交代を行ないます。その過程において抗生物質に対しての耐性を持つのです。 耐性菌や耐性ウイルスは、抗生物質を使用すると、その抗生物質に対する耐性をいずれ持つようになります。これは使用頻度が多いほど早く耐性を持ちますが、頻度が低くても時間が経てば耐性を持つかもしれません。 耐性菌により治療が難しくなる もしもその抗生物質に対する耐性を持てば、他の効果のある抗生物質を使って治療します。しかし現在開発されている全ての抗生物質に耐性をもつ菌やウイルスが誕生すれば、新しい抗生物質を開発しないと、治療がほぼ不可能となってしまうのです。 重要なことは、無闇に抗生物質を使わない、抗生物質を使わないで済むなら他の方法を使用して治療する、基礎体力を付けて一定の抵抗力を持つようにするなどすべきです。 耐性をもつ仕組み 1つめは、薬剤の不活性化です。これは、細菌自身が抗生物質を無効化する酵素を作ってしまいます。抗生物質に対する耐性獲得のメカニズムでよく見られる耐性機構です。 2つめは、薬剤作用点の変異です。薬は、鍵と鍵穴の関係とよく言われ、細菌やウイルスの鍵穴に合う鍵の薬でないと効果がありません。抗生物質が作用していた菌の部位の構造が変化すると、鍵と鍵穴のように合わなくなり、薬が作用できなくなります。この機構はウイルスで多く見られる耐性機構です。 3つめは、抗生物質に対する耐性機構として、薬を排出するポンプ機能です。ポンプによって多くの抗生物質を菌の体外へ排出する機能があるので、ポンプ機能を持つ細菌では、多くの抗生物質に耐性を持つのです。 耐性菌は抗生物質を無効化する遺伝子を持ちます。この遺伝子はやっかいなことに、細菌同士で伝わります。1つでも耐性菌が現われると、その後他の菌にも遺伝し耐性菌が増える確率は高くなってしまいます。抗生物質の乱用は耐性菌を発生させるだけでなく、耐性菌の遺伝子が他の細菌にも伝わり、爆発的に耐性菌を増やすことにも注意しなければなりません。

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歯周病で妻から口臭がキツイと言われます。アジーで改善しますか?

歯周病菌を減らし効果を発揮します 歯周病は、歯茎や骨という歯の土台の病気です。多くの日本人が発症する病気で、年齢が上がるほど感染者は増える傾向にあり、35歳以上の方となると95%以上が歯周病だと言われます。 歯医者で行なう一般的な歯周病の治療は、歯石除去や毎日のブラッシングにより歯垢を除去する指導に加えて、病原菌の繁殖を抑えるために、抗生物質を処方し使用してもらいます。 治療する場合は、アジーなどのアジスロマイシンを主成分とするマクロライド系の抗生物質を使います。歯周病へのアジスロマイシンの有効性は、ランダム化比較試験という信頼性のある手法により、すでに効果が確かめられています。 アジスロマイシンを主成分とする医薬品は、ファイザー社製のジスロマックが一番有名です。そのジェネリック薬となるのが、同じマクロライド系の抗生物質のアジーです。 重度の歯周病にも効果的です 歯周病の原因の歯垢の中には、色々な細菌が生息しており、付着してから短期間であれば歯磨きで除去できます。 しかし歯磨きを疎かにして、歯垢をそのまま放置していると、歯垢の中の複数の細菌同士が結びつき「バイオフィルム」という状態を作ります。バイオフィルムは、歯磨きなどの物理的な力や、リステリンなどの洗口液などに強い耐性を持つ状態の、一種のバリアのようなものです。こうなると、歯磨きでは除去できず、洗口液などの薬の有効成分が浸透する前に跳ね返すので、洗口液はもちろん、通常の抗生物質や抗菌薬でも治療することは難しいです。 そのような重度の症状まで進行した歯周病を治療できる薬として、マクロライド系の抗生物質のアジーなどが用いられます。 いち早く組織に届く アジーは歯周病に感染している歯の周辺組織に、いち早く移行します。有効成分のアジスロマイシンは、血液の中の白血球中に取り込まれやすいです。そして白血球は、細菌など血液中の異物を捕らえて消化分解するので、薬の成分が効率的に、そして集中的に感染病巣へ運ばれて放出します。そのようなことから、アジーの成分の吸収を担う腸と感染部以外に対して影響を及ぼすことは希であり、大きな副作用を起こすことがあまりないのです。そしてアジスロマイシンは、バイオフィルムの形成を阻害するので、歯周病を効果的に治療します。 アジーは感染歯周病巣で長時間残存性があり、500mgの錠剤タイプであれば、1日1回の服用を3日間連続で行なうだけで7日から14日ほど効果が続きます。

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蓄膿症をネットで検索していたらアジーという薬が多く紹介されていました。

アジーは蓄膿症に効果がある 鼻から腐った臭いがすると、それだけで不愉快になりますが、それが自分の鼻であれば、なおさら早めにどうにかしたいと思うでしょう。蓄膿症は重度になると手術も必要となり、最悪の場合は死に至る侮れない症状です。蓄膿症の原因はいくつもあり、治療方法もいくつもあります。手軽に行えて効果があると方法が、アジスロマイシン主成分のアジーを使う治療方法です。 アジーは、歯周病に効果的で歯茎が引き締まり、口臭が改善されるなど、蓄膿症以外にもに重宝されている薬です。アジーは性病の治療に使われますが、蓄膿症や副鼻腔炎にも効果があります。 細菌に効果がある アジスロマイシンは、色々な細菌を殺菌する効果があります。細菌が原因の多くの病気の治療には、アジーやジスロマックなどアジスロマイシンが主成分の薬が用いられます。ただ値段で言うと、ジェネリック医薬品のアジーなどが安いです。 アジーは、蓄膿症の原因となる病原菌に直接作用するのではなく、細菌の繁殖を抑える抗生物質として働き、治癒へ導きます。蓄膿症は、鼻の粘膜に細菌やウイルスが感染して炎症が起き、そこに膿が溜まると症状として現われます。症状は、鼻に痛みが発生する、絶えず鼻水が出る、臭い匂いがするなどの症状です。 軽度であれば、定期的に鼻をかみ鼻水を出せば、ほとんどの場合は回復に向かいます。しかし放っておくと、急性症状から慢性症状へ悪化し、希に目や脳にまで異常を発生させることもあり、軽度であれば副鼻腔炎、そして重度になると一般に蓄膿症といわれます。 アジーを用いる治療では、短期間で効果が出てきます。そして数カ月の間アジーの投与による治療を行なうと治すことができます。服用すると、効果が出るまでの時間は2時間ほどで、その後は60時間以上効果が続きます。アジスロマイシンは効果の発生が早く、持続も長い医薬品です。さらには成分吸収の際には、食事の影響がないも特徴で、服用するときに食事内容を気にする必要がありません。 処方された分を最後まで服用する もしも病院で処方されたら、中途半端に飲むのを止めると、慢性副鼻腔炎へと移行し、悪化するとそれは蓄膿症へとなります。そのために、病院で処方された分は、日数分だけ残さず服用しましょう。またなかなか治らず、この治療で良いのか?と思ったときは、念のため他の病院で診てもらうのが良いでしょう。他の病院で診察し、その結果を見てお医者様の判断を仰いでも良いでしょう。

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尿道から膿が出たとき、とにかく通販で買ったアジーを飲んでましたが今回は治りません。なぜですか?

効果が出る必要量を服用していない アジーは、1日1回分だけ服用すると、1週間から2週間の間血中濃度が持続されて、毎日飲む必要がない便利な薬です。 クラミジアに対する効果も安定しており、処方する病院も多いです。しかし、上気道炎の処方では500mgを3日となり、このような使い方では、クラミジアに対する有効な濃度が維持できません。 またアジーは淋菌に対しても有効性がありますが、臨床では不十分です。日本性感染症学会のガイドラインでも推奨されておらず、淋菌の治療には使わないことも多いですが、アジー2000mgの保険適応が認められていることもあります。 一度にたくさん使って効果がある アジーは、1回飲めば必ず治るので、病院にもう来なくてもいいというお医者様もいます。しかし、アジーは、2000mgの大容量単回投与により、腸管から吸収され白血球に貪食されて、1~2週間に渡り徐々に放出される体内徐放剤です。そのために注射薬のように血中濃度や組織内濃度が、一瞬で高まるような薬ではないのです。 アジー1000mgを投与すれば、クラミジアの除菌率は90%です。しかし臨床実験では、単回投与するだけでは、尿道分泌物まで治る人は6割ぐらいと少なくなります。これを500mgを3日続けてはさらに効き目が薄まります。尿道炎ではクラミジアだけでなく、その他の菌も混合し感染することが多いので、1度に大量に使わないと、血中濃度などが薄いために十分に効果を発揮しないのです。 尿道炎の治療方法 男性のクラミジアや淋菌の症状では、ほとんどの場合尿道炎として現われます。また、性行為をせずにに尿道炎になる場合もあり、これは雑菌性尿道炎です。尿道炎では抗生物質の服用での治療が効果的です。ジスロマックやアジーなどアジスロマイシン系を使う場合は、1週間でほぼ完治します。 しかし、治療せず放置している、薬を最後まで飲まずに滅菌が不十分である場合、雑菌が尿道から膀胱や腎臓、前立腺などに侵入し、膀胱炎や急性腎盂炎、腎炎、急性前立腺炎を引き起こすこともあります。 尿道で炎症を起こしている間に検査して原因を特定し、早めに治療を進めないと悪化する一方です。そのために治らずに不安になれば、まずは病院で一回検査を受けてみると良いでしょう。尿道炎を起こしているようなクラミジアや淋菌は、基本は抗生物質を使わないと治りません。さらには、そのままにしておくと、パートナーへ移すリスクもあります。

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クラリスもクラリシッドも先発品と紹介されていました。先発品が2つあるのはなぜですか?

先発医薬品とは? 先発医薬品とは、最初に開発され、承認後発売された薬であり、従来になかった薬効成分を持つ医薬品のことを言い、新薬とも言われます。新薬を開発した企業は、医薬品の製造方法に特許権が与えられ、20~25年の特許期間の間、特許に守られ、その薬を独占的に製造し販売することが出来ます。 新薬の開発は、十数年の研究期間と数十から数百億円とも言われる莫大な研究開発コストが必要になり、開発しても必ず製品化されるとは限らず、大きなリスクが伴います。そのために開発を行っているのは大手医薬品メーカーである場合がほとんどです。 先発医薬品の特許が切れた場合に、他の医薬品メーカーからも製造発売でき、先発医薬品と同一の成分で同じ効果のある薬を製造販売し、それをジェネリック医薬品と言います。 クラリスとクラリシッドは名前が違うだけ マクロライド系の抗生物質クラリスロマイシンを使用した薬は、先発薬として2つあります。アボットから発売のクラリシッドと大正富山から発売のクラリスです。この2つは製造元がどちらも大正製薬で、販売元がアボットと大正富山で違うだけであり、名前が違っても、全く同じものです。 クラリスロマイシンが有効成分の抗生剤を、1991年から製造販売し、その後会社が薬の名称を変えて販売しているので、どちらも先発医薬品です。 医薬品の販売促進の手段として、コ・プロモーションと呼ばれるものがあります。新薬を開発した企業は、販売力の強い企業と提携を行い、共同して販売することにより短期間に製品を広めて市場シェアを伸ばすのに使われる販売手法です。複数の製薬企業で同じ医薬品を並行して販売促進する事も多いです。実際には、一つの商標を片方の企業が開発担当となり、販売促進活動を両社で行なうもので、会社間の業務提携の一つです。複数の製薬企業で、同じ医薬品を別々の商標にして並行販売することもあり、コ・マーケティングと呼ばれます。 同じ成分の薬 クラリスもクラリシッド以外にも、国内だけで約20社が、同じ主成分の薬を製造しています。しかし名前が違う主成分だけが同じ薬は、着色料や保存料などは全て同じということはないです。表面の保護膜の成分や加工方法が違うと、服用後に胃で溶ける速さも違ってくるので、服用後の効果が出るまでの時間や副作用の内容も違います。アレルギーのある成分を含んだ製品でも、別メーカーの製品では問題が無いということもあります。

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ジスロマック、クラビット、クラリスの違いを教えてください

ニューキノロン系とマクロライド系 ジスロマック、クラビット、クラリスのこれらは抗生物質であり、クラリスはニューキノロン系、クラビットはマクロライド系であり、マクロライド系の新しい抗生物質がジスロマックです。 抗生物質には効果の強さがあり、たとえばマイコプラズマ肺炎では、マクロライド系が一番強く、次にニューキノロン系が強いです。 どのような病状に使用するのか、また副作用は何かも、これら抗生物質によって違ってきます。 マクロライド系はタンパク合成を阻害し、肺炎球菌、レンサ球菌、百日咳菌、マイコプラズマ属などに効果があります。 大腸菌、サルモネラ菌、コレラ菌などには効果はありません。 ニューキノロン系はDNA合成を阻害し、肺炎球菌やレンサ球菌をはじめ、赤痢菌やコレラ菌、レジオネラ属、そしてクレブシエラ属などに効果があります。 百日咳菌、ジフテリア菌などには効果はありません。 そのために、呼吸器感染症の百日咳菌やマイコプラズマ属ならば「クラリス」を、肺炎でレジオネラ属やクレブシエラ属が原因となっている場合は「クラビット」と使い、病状や原因に応じてどちらを使うか決めます。 ちなみに、マクロライド系にはエリスロマイシンもありますが、耐性菌が多いために、現在はほとんど使われません。 適用される病気や副作用 ニューキノロン系 ニューキノロン系は、一度の服用で色々な菌に効果を表わします。 マクロライド系よりは効果は劣るといわれますが、抗菌範囲が広いのが特徴です。 肺炎球菌肺炎の方でペニシリン系の耐性がある方、クラブシエラ肺炎、インフルエンザ菌肺炎、抗緑膿菌用ペニシリン系薬服用の方は使用を避けます。 小児の方、妊娠中や妊娠の可能性のある方、併用している薬剤がある方は事前に医師に伝え相談します。 吸収力が低下する可能性があるので、アルミニウム、マグネシウム、鉄、カルシウムを含む食品と一緒に摂取しないようにします。 副作用としては、アナフィラキシー、消化器障害、頭痛などがあります。 マクロライド系 マクロライド系は、妊娠中の方でも投与できます。 消化器症状などでの副作用が少ないと言われています。 モラクセラ・カタラーリス感染症では、ほとんどのケースで複数の原因菌があるとされるため、マクロライド、β‐ラクタマーゼ阻害薬配合ペニシリン薬、セフェム系抗菌薬などによる治療も検討されます。 副作用としては、皮膚症状、消化器障害などがあります。

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アジーの250mg、500mg、750mg、1,000mgの違いは何ですか?

症状によって、どの容量の錠剤を飲むか違います アジーには、アジスロマイシンが主成分として含まれており、錠剤によって含有量が違います。 クラミジア治療で使う場合は、アジスロマイシン1000mg分を1日1回服用します。 アジー500mgならばアジスロマイシンが500mg含まれるので、一度に2錠です。 その他の細菌性感染症治療では、アジスロマイシン500mgを1日に1回、アジー500mgであれば一度に1錠となります。 500mg錠のアジーならば、1日1錠使い、これを3日間続けて服用すれば、細菌性感染症の治療に効果的です。 容量が違う このようにしてアジーにはアジスロマイシンの含有量が、錠剤によって違います。 そのために、症状に応じて、適した容量の錠剤を服用します。 ただ錠剤を数個を服用しても構わず、例えばアジスロマイシン1000mgであれば、アジー500mgの錠剤を2つ服用しても構いません。 1度に1錠服用する方が飲みやすいですが、手元にある錠剤の容量に応じて、飲み方を変えても構いません。 アジーの種類と飲み方 アジー錠剤タイプは主成分のアジスロマイシンの量により、250mg錠、また500mg錠、そして1000mg錠と通常は3種類があります。 アジスロマイシンを何mgその病気の治療で投薬すればいいのかという必要量を算出し、それを元に1回に飲む錠剤の量を決めます。 一般的には、成人であれば食前や食後などこれといった服用の決まりはなく、水やぬるま湯と一緒に飲みます。 一般的な病状に対しては、毎日決まった時間に、アジスロマイシン500mg錠を1日1回飲み、3日間連続で飲みます。 これは、歯周病や肺炎、咽頭などの時でも同じ飲み方です。 クラミジア性の尿道炎や子宮頸管炎であれば、アジスロマイシン1000mg錠を1日1回だけ飲めば良く、その後一週間ほど効果があります。 服用する錠数はアジスロマイシンの量により違ってきます。 アジスロマイシンの含有量で計算すると、250mgなら4錠、500mgなら2錠、1000mgなら1錠となります。 骨盤内炎症性疾患であれば、ジスロマックの注射剤を500mgの分2時間かけて点滴し、その後は250mg錠を1日1回だけ服用します。 その他にも、アジスロマイシンが600mgや750mg使用されているアジーもあり、ほかの錠剤とは用法や用途が異なります。 ジスロマック600mgは、後天性免疫不全症候群での播種性マイコバクテリウム・アビウムコンプレックス症に対し使い、、飲み方は発症後の治療や発症を抑制する2パターンです。

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ジスロマックとアジーの違いがわかりません。アジスロマインが含まれれば全て同じですか?

どちらもアジスロマインが含まれる ジスロマックが開発され特許が切れてから、同じ有効成分を使い開発販売された後発の薬が、ジェネリック医薬品のアジーです。ジスロマックと中身の成分はほぼ同じでありながら、開発にお金がかかっていないので、低価格で購入ができます。 ジスロマックもアジーも同じく「アジスロマイン」が主成分となっており、同様の効果を得ることができ、安全に使う事ができます。ジェネリック医薬品は、偽物のような気がするので安心して使えない、というイメージを持っている人も多く、特に日本では多いです。しかし中身の有効成分は同じなので、どちらも同じように使用することができます。 ジスロマックのジェネリック医薬品のアジー ジスロマックのジェネリック医薬品のアジーは、ジスロマックと同じアジスロマインを主成分とする抗生物質となっており、クラミジアや淋病の性病、その他に細菌感染を原因とする病気に対し効果的です。ジェネリック医薬品だから、ジスロマックよりも効果が低いという事はなく、同じ有効成分を使っているので、確実に菌を殺す効果があります。 アジーもジスロマックのように通販で手に入ります。ジスロマック1箱が2,500円ぐらいであるのに対し、アジーは1箱あたりの値段が2,000円ほどです。ジェネリック医薬品のアジーを購入すれば、ジスロマックを購入するよりも安く手に入り、経済的に助かることでしょう。 アジーは1錠で、主成分であるアジスロマイシンの量が250mg、500mg、1000mgのものと3つあります。クラミジアの治療であれば、アジスロマイシンを1000mg摂取する事になります。250mg配合のものならば一度に4錠、500mg配合のものならば一度に2錠、1000mg配合のものでならば一度に1錠服用すれば良いです。クラミジアはアジーを一回服用するだけで治療できるので、とても簡単です。 ジスロマックやアジーの副作用 ジスロマックは副作用の少ない薬です。それはジェネリック医薬品のアジーも同じく、注意が必要な強い副作用は少ないです。服用した方の2.4%ほどの方に副作用が見られ、発症頻度が低いので、安全性の高い医薬品です。可能性のある副作用としては、下痢や腹痛、胃痛などがあります。消化器官に副作用が起こりやすいので、食後や食前は避けて、空腹時に服用しましょう。

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シンガポールから通販で買ったアジー(ジスロマック)が2年経ちました。使って問題ないですか?

薬の使用期限は3年から5年 未開封の薬であれば、製造後3年から5年程度は、効き目が変わらずに使う事ができ、製造では品質確認の試験も行なってます。このためにアジーであっても保管状態が良ければ、2年程度ならば、使用しても問題はないでしょう。もしも不安だというならば、新しく購入した方が良いです。 一般用医薬品は、外箱に使用期限が印刷してあるので、それを確認しましょう。ただ開封後は品質が変わりやすいので、3年から5年間保管して使用できるというのは未開封の状態の場合に限ります。ただできれば、自己判断で使用せずに、薬剤師などに使っても良いか聞く、または病院に行って処方を受けるなどの方が安全です。 アジーにしても、飲み忘れた、使うのを忘れた、余ってしまったなどで残ったから言っても、後で同じような症状の時に使う、他の人にすすめるなどはしない方が無難です。自己判断で使用すると、症状が同じとは限らず、効果がない、症状がさらに悪化するなど、思わぬ副作用が出ることもあります。 実際薬によっても保管方法が違います。温度、湿度、光と影響を受けやすい薬もあり、それぞれ適した保管方法もあります。 保管方法 一般的に保管温度は、30℃以下または15℃以下で、凍結保管は不可とされています。夏の、炎天下での車内は50℃以上もの高温になるので、もっとも過酷な状態であり、車の中に薬を放置するのは止めた方が良いです。 使用期限を過ぎた薬は使えるの? 期限切れの古いアジーを飲んでも大丈夫かと聞かれれば、普通は薬剤師はノーと答えます。製剤は安定性試験を行い、使用期限内であれば安全性は保証されてます。ただしこれは、車の中の高温の中に置いたり、直射日光に当て続けたり、開封したり、水などで濡らしてしまうなど、保管状態の悪い薬は別であり、期限内でも使わない方が良いです。 通常薬は、製造から3年から5年が使用期限です。使用期限が切れた薬の安全性については、その薬の成分が分解したり変性する、または腐敗する可能性があり、使わない方が良いでしょう。実際に期限切れの薬を服用すると、体に悪影響が出ることはほとんどないと言えます。ただ多少薬効が落ちる場合はあります。 しかし、その薬の成分によっては変性することや毒性が増す場合もあります。どのようなことがあるかわからないので、期限切れの薬は安全とははっきりと言えず、使うならば新しい薬を買うか処方してもらう方が安全です。

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歯医者でクラビットを処方されました。これをとっておいて性病になったときに使っても問題ないですか?

歯医者では歯槽膿漏治療に使われる 性病のクラミジアには、クラビットが効果を発揮する薬です。病院でクラミジアと診断されるとほぼ必ず、処方されます。しかし、クラビットはクラミジア以外にも、歯医者でも処方されています。これは、炎症をしずめる効果のある抗生物質なので、悪化させずに完治させることができます。 歯科医院でもこの薬がポピュラーで、クラビット錠がよく使われます。クラビットは、通販でも購入ができます。ただ中には、歯医者に行くとクラビットを処方される方もおり、もしかすると余ってしまうことがあるかもしれません。 それを保管しておき、クラミジアになったときに使おうと考える人はいるかもしれません。しかし処方された用途以外に使うのはおすすめできません。 病院に行って新しく処方してもらおう 病院に行けば医者は診察をして、その結果を見て患者さんの症状や状態に合う薬を日数分量を判断し処方しています。抗菌薬や抗ウイルス薬の場合は、飲んで2日程度で症状がなくなることがあっても、体内に残った菌やウイルスが再び増殖し、耐性化することもあり、処方された分は全て服用するようにしましょう。 余ってしまった薬を保管し、似たような症状が出ると自己判断で服用する人もいるかもしれませんが、おすすめできません。処方されている薬は、処方された時とその後では、症状の変化があるかもしれず、違う病気ではなおさらです。違う病気では、たとえ効果のある薬としても、何日飲めばいいか、処方箋がないとわかりません。 余ったら処分する 薬が余ってしまった場合は、薬を処方された病院や調剤薬局に持っていけば処理してくれます。燃えるゴミとして処理できるという話もありますが、医療機関なら専門の産業廃棄物業者が回収しており、個人となれば燃やすと安全とは言えない以上、やめたほうがいいでしょう。 また、残った薬ならば本人であれば再利用できることもあります。家の中に余った薬をまとめて薬局に持っていけば、薬剤師が薬の種類、量、使用期限を確認して、使える薬は使うようにと、医師に連絡し処方を調整してくれる場合があります。 病院としては、その症状を見て、何日分飲めばいいか薬を処方してくれます。それを自分で勝手に判断して飲むと、完治していないのに飲まなくなり、再発してしまうということも考えられます。もしもクラミジアになったなら、病院に行って診察してもらい、その状態に合わせて、医者に薬を処方してもらいましょう。

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