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歯医者でクラビットを処方されました。これをとっておいて性病になったときに使っても問題ないですか?

歯医者では歯槽膿漏治療に使われる

性病のクラミジアには、クラビットが効果を発揮する薬です。病院でクラミジアと診断されるとほぼ必ず、処方されます。しかし、クラビットはクラミジア以外にも、歯医者でも処方されています。これは、炎症をしずめる効果のある抗生物質なので、悪化させずに完治させることができます。

歯科医院でもこの薬がポピュラーで、クラビット錠がよく使われます。クラビットは、通販でも購入ができます。ただ中には、歯医者に行くとクラビットを処方される方もおり、もしかすると余ってしまうことがあるかもしれません。
それを保管しておき、クラミジアになったときに使おうと考える人はいるかもしれません。しかし処方された用途以外に使うのはおすすめできません。

病院に行って新しく処方してもらおう

病院に行けば医者は診察をして、その結果を見て患者さんの症状や状態に合う薬を日数分量を判断し処方しています。抗菌薬や抗ウイルス薬の場合は、飲んで2日程度で症状がなくなることがあっても、体内に残った菌やウイルスが再び増殖し、耐性化することもあり、処方された分は全て服用するようにしましょう。

余ってしまった薬を保管し、似たような症状が出ると自己判断で服用する人もいるかもしれませんが、おすすめできません。処方されている薬は、処方された時とその後では、症状の変化があるかもしれず、違う病気ではなおさらです。違う病気では、たとえ効果のある薬としても、何日飲めばいいか、処方箋がないとわかりません。

余ったら処分する

薬が余ってしまった場合は、薬を処方された病院や調剤薬局に持っていけば処理してくれます。燃えるゴミとして処理できるという話もありますが、医療機関なら専門の産業廃棄物業者が回収しており、個人となれば燃やすと安全とは言えない以上、やめたほうがいいでしょう。

また、残った薬ならば本人であれば再利用できることもあります。家の中に余った薬をまとめて薬局に持っていけば、薬剤師が薬の種類、量、使用期限を確認して、使える薬は使うようにと、医師に連絡し処方を調整してくれる場合があります。

病院としては、その症状を見て、何日分飲めばいいか薬を処方してくれます。それを自分で勝手に判断して飲むと、完治していないのに飲まなくなり、再発してしまうということも考えられます。もしもクラミジアになったなら、病院に行って診察してもらい、その状態に合わせて、医者に薬を処方してもらいましょう。